読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

富士宮へ!

先週の土曜日は、相方のトラが「絶対にかぶりつきで観たい」と言っていたヒロシに会いに、橋本のARIOに車を飛ばした。尾根幹線道路を橋本に向かうのは半年ぶりくらいになるだろうか。好天にも恵まれロードバイクで尾根幹を走破しようとする輩も多く見かけた。

ショッピングモールにおけるヒロシは、テレビで見るヒロシと変わらずダンディーな出で立ちがよく似合っていたが、昼間の営業だけに自らがガイド役となってよくしゃべっていた。相変わらずの自虐ネタでグイグイ押していたが、ある程度の結果を残しているからこそ自虐ネタも活きるというもの。再ブレイク中だけに多くの聴衆を集めていた。

ARIOを出た私たちだったが、次の行き先というか、その後の予定は何も決めていなかった。季節風も一段落の穏やかな晴天のもと、私の脳裏には富士宮行きの構想が俄かに広がっていた。3月7日、午前中の会議が終わったらそのまま休暇をもらって、夕方から富士宮で開催されるみななろのファンイベントに参加するつもりでいるのだが、その下見もかねて行ってみるのも面白いのでは、と考えた。時間はまだ午後1時台、日差しも高い。

途中までトラに内緒で16号を東進していたので、トラは私がいつものようにセンター南の「パールショップ」に行くものだと思っていたようだ。東名横浜から乗っかり、トラの予想を好ましい方向にくつがえすこととなり、私にとっても久しぶりの本格的なドライブとなった。

3776[みななろ]の旋律に誘われて、地元を中心とした各地のライブにおいて素敵なダンスを披露してくれている井出ちよのちゃんのホームグラウンドを思わず辿ることとなり、前の晩の寝つきが悪く頭がぼんやりしていたけれども、パッションがそれを吹き飛ばした。

今年になり、寒い中いつもの衣装でライブを行った「富士川楽座」に着いたのは5時過ぎだったが、日が伸びてまだ昼間の明るさが残っている。今月の23日に、1月のライブでは工事中だった観覧車が完成〜オープンして、静かに稼働している。地産地消を奨励する地元農業関係の出店が並んでいて、家族連れも多く来場していて楽し気な雰囲気だった。

店舗棟の展望スペースに上って、椅子に座って眼下に流れる富士川ごしに、雲から頭を現わしている富士山を眺めた。時間の経過と共に少しずつ雲が切れて、富士はやがてその雄大な姿を私たちに見せてくれた。白く雪化粧した山腹に淡い夕陽の茜色が差して、その様は比類なく美しかった。

富士山麓に住む人々は、時々刻々と変化する富士の姿を見て、「日々新たなり」をさぞや実感しながら過ごしているのだろうと思った。ちよのちゃんもまた、一瞬たりとも静止しない時の移ろいに儚さを感じながら成長しているのかと、思いを馳せた。

富士川楽座を後にして、私たちは富士宮の市街地に向かった。山道を進み、市街地に接続している橋に出ると、富士宮の市街地がパッと広がった。その後景には雄大な富士が聳え、街を守っているかのようだった・・・ここまで富士を、何の障害物もなくいただくことのできる町は他にないのでは、と思えるくらいに。

すっかり夜の帳の降りた中心部のアーケードなどを歩いてみた。残念ながら人通りはまばらで、車ばかりが行き交っているシャッター街・・・人形のお店が複数あったり特色を有した、昔ながらの商店街・・・次は明るい時間にぜひ訪れたい。

3月7日の会場や、ちよのちゃんがお正月に舞いを披露した街並み〜また「水曜元気広場」で紹介していた「ロック座」や「BIKKE」もみつけることができた。

夕食がてら、身延線の反対側にあるイオンのショッピングモールへ。

人も車も、ショッピングモールに吸収されていたのだった!

みななろの前身となったM?の「ゆうれい商店街」の歌詞のまんまだった。旧市街とショッピングモールの共存共栄を、何とかして実現してもらいたいものである。地元の方々の賢い選択に期待するほかはないが、みななろを応援する中で私も、ほんの少しでも力になれたらと思う。

※写真は富士川楽座からの富士山と、オープンしたばかりの観覧車