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無駄に長い、ゆめにっき

学校の中、小学校の頃の二人の友人に声をかけられた。

その片方の友人から、人にはあまり言えない過去の悪事を

突然言い当てられる。

本当に純粋に「心根の良い奴」と思ってた友人だったので

特に批判も誤魔化しもする気が起きず認めると、

それが「トリガー」だったようだ。

二人はおもむろに動き出し、その後を付いていく。

二階の窓を乗り越えて、校舎の外壁の出っ張りを辿り歩き、

目印のある場所で見えない足場のある空中を歩く。

目印はあっても幅も何もわからないので緊張する。

気付いたら何だか軍服のような格好をしている。

ゲームの中に入り込んで遊んでいるような感覚だ…

寂れた実験準備室のような部屋の外に着いた。

開いてる窓から中を覗く。

何故「準備室」と思ったのかといえば、非常に狭くて

薬品や器具のような物が見えても数が少なく

部屋自体も何かの詰め所のように大した広さでは無かったからだ。

その中にある特定の薬品を持ち出すのがミッションらしい。

中に数人の人がいるが、味方なのか、NPCなのかこちらに反応しない。

壁際にへたり込んで死体なのかもわからないのもいる。

とりあえず刺激はしないようにそーっと窓から入り込み、

友人二人から指示された薬品を持ち出す。

何だかドアの方から「ア゛ーア゛ー」とゾンビのような声もする。

「ゲームの中みたい」ってバイオハザードだったのか…

目当ての薬品を取り出し、二人が顔を出している窓のそばにトン、と置いた。

二人が「あっ」という顔をした。

衝撃を与えてはいけないものだったらしく、素人目にも

容器の内側で変質していくのがわかった。

ミッション失敗らしい。

二人がこっちを見る。責任を取れと言うことだ。

しかし特段責めるという訳でもなく、「さ、早く」という顔をしている。

ゲームのような世界でミスしてやり直す方法。

リスタートだ。

首にナイフを当てて、何度もためらいながらも何とかかき切った。

ああ、そうか。

最初に悪事を言い当てられた質問。

あれは「死んでもいいような小悪党」を見定めるもの。

このゲームの参加資格はそれだったのだ。

 「バイオ」の次は「リゼロ」かよ。パクリまくりだ。

 このあたりで「夢うつつ」に半ば夢を意識して

 夢を見るのを楽しんでた気がする。

意識の底のような世界でゲームのスタート画面のような物を見ている。

ゲームタイトル、スタート、コンテニュー、用語解説など

幾つかの項目があった。

用語解説で何か知れば優位になるかな、と思って選択して

流れる声を聞いてみたけど意味はあまりわからなかった。

リスタートを選択。

元の世界へ戻る。

同じ場面へ。

今度は友人二人が、失敗を活かして衝撃を抑える容器に

薬品を移している。あれも、あとそこのも…と

必要なものを全て手に入れ終えたところで

誰かが部屋へと向かってくる気配がした。

窓の下へと皆で身を隠す。

ゲームで言えば「フラグが立った」のだろう。

指揮官なのか、何か怒鳴り散らした後で出ていった。

我々が侵入者という事なのだろうか。

気配が消えたところで元来た道を引き返した。

「透明な道」もまた歩いた。

足が震えていて力が抜けそうだ。足場が怖いというわけではない。

今のミッションで終わったわけではない。

次もあるのだろう。そしてその次も。

ゾンビみたいなのがいれば戦闘になるだろうし、

ミッションでまたミスをすれば死んでリスタートしなければならない。

リスタートして戻るのはどの地点だろうか?

命を賭けた綱渡りをあとどれだけ繰り返すのか想像したら

腰が砕けそうになっていた…。

と言うところで目覚め。

夢の話は当然大したオチもなく竜頭蛇尾どころか

尻切れトンボでいけませんね。

まあ夢ですからね。仕方ないですね。